2021年02月

最愛の娘は最愛の母に似ている

今日 娘から誕生日のプレゼントが届いた
届いた箱の中には 私の好物
そして私の健康を気遣う 多くの品物が
いっぱい いっぱい
入っていた
しかも手紙も添えられて

妻は言った
「これって九州の母に似ていない?」

九州の母は4月で
逝去5年目になる

生前 母は 私たちの息子 娘の誕生日ごとに
箱にいろんな物を入れて送ってきた
一つ一つに 母の思いがこもっていた
しかも手書きの手紙も添えられていた

晩年は 思うように出かけられなくなり
「ごめんね」 と電話で祝ってくれた
そんな 母だった

そんな母に 娘も似ている
思いやり深く しかもなんと言ったらいいのだろう
よく気がつく

私はパソコンを使う仕事なので
よく 蒸気でアイマスク を就寝時に使う
それは使い捨てで 1枚あたり安くても75円する
それで 電子レンジでチンして使う 加熱式を買おうかな
どうしようかな と 手に取って迷って 結局買わないでいたのだが
それが プレゼントとして入っていた
娘が正月に家に来たときに
使い捨てが 部屋にあるのを見て覚えていたのだ

息子の約婚式では 「お父さんから一言」といわれて
語ろうとすれば 嗚咽して 言葉がでなかった
娘となると 嗚咽どころではないだろう

よく気がつき 優しい 娘なのだ
最愛の娘 なのだ

そんな娘のパートナーになれる人は
最高の宝物を見つける人だと思う

そしてそういう娘が選ぶパートナーも最高の人だと思う

今日は 父として 最愛の娘
そして 今は亡き最愛の母 に 思いを馳せた一日だった