妻の実母は、27歳のときに満州で終戦を迎えた
三歳と、三ヶ月にもならない幼子二人とともに
満州から、命からがら逃れてきた
無事帰国後
三人の子どもに恵まれた
妻は四番目の子どもで
末に弟がいる
妻の実母は、妻が9歳の時に、
妻を含めた5人の子どもを遺して
結核で亡くなった
満年齢で44歳だった
妻の実母が亡くなった時17歳だった次男は
その8年後、満年齢25歳で
最愛の母を慕うかのように他界した
芸術の才に溢れた知的な青年だったらしい
そんな家庭に
入ってきたのが継母である
継母の経歴は
信じられないかもしれないが
誰もが聞くと
何でそんな?と、驚く
わたしは継母の経歴を探っていくうちに
サウンド・オブ・ミュージックに出てくる
マリア・ライナーと重なって見えてくる
修道女のようなのだ
継母は子ども4人がいるところに入ってきた
継母は父を最大に愛し、父を最大に慕っていた
その継母の父に、妻の父が似ていて、重ねたのかもしれない
そして
見事に母としての役目を最後まで果たして
旅立った
今日は妻の義母が逝去して8周年となる日だ
大好きだったコーラミニ缶とお寿司、おはぎを供えて追慕した
その朝、
二重虹が現れた
二重虹は天使からのサイン
〝エンジェルサイン〟とも言われている
そのサインは、
「願いが叶う」「幸運が訪れる」などの意味があるという
そのメッセージを
天使が届けてくれているという
天使に感謝しながら
関わりある人々みんなに
幸運が訪れますように、と祈った
そして霊界の継母に感謝した