神さまに夢がある としたら それは 一体 何であろうか 私たちは 成長して夫婦となり 父母となり やがて 爺婆となる 爺婆は 孫が かわいくてしょうがない 人間の感性は 神さまからきているので 神さまも 孫をみたかった と思われる しかし人類始祖の 堕落により 孫をみることができなくなった その孫をみたい そして 祖父母 父母 子 の三代が成就した 愛と幸せと喜びの家庭をみたい それが 神さまの夢ではないかと思うのだ ・・・ 男女は成長すれば 夫婦となる 伝統に従えば 東洋でも西洋でも 結婚して夫婦となる その結婚は 神さまによって結ばれる 神聖な儀式 とされてきた そして 一度結婚すれば その絆を 壊すことはできないのだ ・・・ 男女について みてみると 神さまは 男性も女性もどちらも同じように 神さまに似せて お造りになった 男女は 神さまの前に平等である と同時に 神さまは 男女に異なる身体的特徴を与え それぞれに 異なる役割を与えられている 聖書には 女性は男性の骨の骨 肉の肉 と書かれているし 夫は妻を 自分の体のように愛し 自分を犠牲にしても 妻を守るように と記されている また東洋では 男性は陽 女性は陰 という 伝統的な考え方がある 男性は太陽や空 に通じ 継続的な努力と前進の中で 責任を背負い 苦労して家族を養う 女性は地球 に通じ 大いなる美徳で 万物を産み育てる 女性は柔軟で 他人を気遣い 夫を助け 子供を育てる その男女が それぞれの役割を 果たしたとき 初めて 陰陽が調和し 子供たちは 健全に育つのだ と教えている ・・・ 伝統的な家族 によって 信仰や美徳が 継承され 伝統的な家族が拡大して 安定した社会が 形成されていくのだ しかも 家庭は 信仰の受け皿 であり 価値観を伝えていく絆 でもある 両親は子供の最初の 先生であり 伝統的な価値観 と 美徳 (思いやり 謙遜 感謝 忍耐など)を 爺婆 父母 兄弟姉妹から 子供たちは 学んでいくのである ・・・ また 伝統的な結婚生活 によって 男女に 道徳的な成長がもたらされ 夫婦は 自分の感情や欲望を抑えて 相手への寛容や思いやりを これまで学んできたのである これが 単なる「共同生活」と 根本的に異なる点であろう と思う ・・・ 人間の感情は 気まぐれである もし カップルが簡単に くっついたり 分かれたりすれば 何の制約もない 単なる友人と 変わりなくなってしまう と思うのだ ・・・ 伝統的な結婚制度を 現代社会において とうに不要になった制度として 簡単に片付けては ならないのだ 決して「結婚不要社会」 であっては ならない
・・・つづく