先日 ある知人の証があった 新型コロナに感染して無事退院された 証で 途中 嗚咽 しながら話された その内容である ※※※
この度コロナに感染しました 職場では 「結構 人混みなのによく コロナに感染しませんよね~」 と 人ごとのように 話ししていたのに まさか 自分が感染するとは 自分がかかってしまってビックリです ○月○日 会社を出た後 すごく疲れを感じました 何かいつもと違う感じで ぐったりとして 家にたどり着いた時には クタクタ 部屋に入るなり 大の字になり 30分ほど横になりました それでも疲れが抜けず ああいつもと違うな~ と感じました 翌日 微熱37.4℃あり 経験したことのないだるさを感じ テレビの報道番組で コロナにかかると 経験したことのないだるさを感じる と 聞いていましたので あぁ!これだ! これに違いない! と 直感的に思ったのです どういうだるさか といいますと 最大のだるさが10としますと だるさ自体は1くらいですが だるさに肉体的なものと精神的なものと 両方あって じわじわーっと浸透してきて とにかく かったるくて動くのがイヤ その肉体的なだるさと 精神的にも 生きる意欲とか 力とか やる気とか そういうものが 奪われていくのです 生きていく意欲が奪われていくような それが じわじわっーと 嫌なウィルスだな~という感じでした 次の日に病院に行き受診しましたが コロナの症状には当てはまらないので PCR検査はできません とのことで 風邪薬を処方されて 帰ってきました しかし翌日38.5℃の熱が出たので また病院に行きました しかし前回と同様の回答 コロナの症状にはあてはまりません とのことで 家に戻ったのです しかし自分としては コロナなのか コロナでないのか白黒はっきりしたい と思いましたし 自分としては コロナに違いないと 思っていますから 帰国者接触者相談センターに 電話してみました すると 家から近いところのクリニックを紹介され そこに訪ねていきました しかしそこでもコロナの症状には該当しない と言われました それで該当しないのに なぜこんなに かったるいのですか と聞いたら 他の病気の原因があるかも知れませんから 血液検査しましょう と言われ 血液検査してどうするんだと思いつつも 検査を受けて帰ってきました そしたら帰宅後 味覚障害が出てきまして よくテレビではコロナにかかると 何も味覚を感じないと言いますね 私は何を食べてもうまく感じるほうなので あぁこれで確定だ! と思ったのです 再びクリニックに行き相談して 味覚障害のことを話すと やっと PCR検査をやりましょうということになり 三日後くらいに結果がでますから ということで 家で待機していたところ 二日後にクリニックから電話が入りました 「陽性です」 ああやっぱり! 言ったとおりじゃないか~ 私の思ったとおりでした このあとは地域の保健所から 連絡がありますから その指示に従ってください ということで 私の場合は 自宅で療養するか どこか療養所に行くか ですが 療養所に行ったほうがいいですよ 家族も濃厚接触者に該当するので PCR検査を受けてくださいとのことでした 子供は翌日に検査を受けて その翌日電話があり 陰性 えっ子供はいつも私と生活空間が同じなのに 症状も出てないし陰性?! よくかからなかったなと不思議に思います 一方妻は海外に出ていて帰国したのが先日 空港で既に検査を受けていまして 私は受ける必要はない!と 保健所の方は 状況が変わったのですから受けてください と言っていましたが 私はいいんだ! ということで受けませんでしたね 最初の病院に行って10日後の午後3時頃 家の前に民間の救急車がやってきました それに乗り 療養所へ到着しました 午後5時頃に 熱が39.5℃まで上昇 すると担当の医者が これは入院だ!と 判断 午後8時救急車が 再び 到着 なかなか空いている入院先が見つからず 方々走り回って 午後9時に病院に到着 そこから 治療が始まりました 最初は 酸素吸入 鼻にチューブを入れて 酸素を1分間に1リットル 呼吸を助け あと点滴を打ち 対処療法を開始しました この夜は これがまことに身体はかったるい 時間が 全然 過ぎていかない これが一番きつかったです 精神的にも肉体的にも一番きつかった 一睡もできず ただ身体がかったるい ぐたーっ と横になったまま 時間が 全然 過ぎない もうなんとかしてくれ~!!! でもしょうがないから 頭の中でいろいろぐるぐる 思い巡らしました たとえば東日本大震災 家を流され救助を待っていた人たち いつ来てくれるのかわからない状況 ずーっと待っていて大変だったろうな それに比べたら自分は救助されて 救われている立場ではないか 全然ましではないかと自分に言い聞かせ そうして過ごしました 明け方になって すーっと身体が楽になってきて 平熱に戻りました ああこれで大丈夫だ~と思い 食事が出されて完食 これにはびっくり! 入院する数日前から食欲がなく ごはんは全然食べられなかったし 自分は食欲をなくして死んでいくのか と思ったくらい食べれなかったのに 完食しましたので あっこれで大丈夫だ!と思いました この食事の量を点滴で入れるとしたら 相当の量が必要なので 食事を食べることが治療の第一歩だと 一生懸命に食べました 毎回毎回出される食事は完食しましたね 食事がおいしくて 本当に食事がおいしいのは 幸せだなと思います 最初は対処療法だけでしたが その日の昼間に そこは 救急救命の病棟で 専門の病棟ではありませんでしたので 呼吸器科の先生が 外からきてくれて いろいろ病気のことをこうこうですよと 話をしてくれました そして 「私たちはあらゆる手段を通して ○○さんの命は全力で守りますから」 と言ってくれたのですね それがすごく心強くて感動しました また治療についても いままでは対処療法だけでしたが 「レムデシベルというエボラ出血熱用治療薬 がありいま使える段階です 治験段階ですが ○○さんは年齢的リスク要因はありますが 使える対象ですので使いますか? こういう副作用が出るリスクもありますが やりますか?」 と聞かれて 「副作用なんて心配している場合じゃない 治る可能性があるのでしたら 是非お願いします!」 とお願いしました レムデシベルの点滴を三日間し その後は薬を服用しました そして10日過ぎる頃には 一切の治療をやめて 自然治癒力だけで回復したらどうか しばらく様子をみてみましょう ということになり 療養だけに入りました そして4日後に再度PCR検査を行い 翌日に陰性結果がでました それで退院となりました 私の症状は 軽症ですか重症ですか と聞いたことがあります 中等度だと言われました ※※※ 今回 経験したこと ですが 私はこれまでに 一度も 神さまの声を聞いたことがありません しかし 私は この 期間に 神さまの声を 聞きました 神さま は 一番苦しいときに現れるのですね 一回目はコロナじゃないかと 病院へと右往左往していた時 「おまえは身体が大変だったのに よく頑張ったね」 という声 二回目はお医者さまを通した背後からの 「おまえの命は私が全力で守るよ」 という声 そして退院してから家での 「おまえのこれまでに尽くしてきた 精誠は 忘れていないよ」 という声 このような神さまの声 が聞こえました そして 嗚咽したのです (>_<) ああ 神さまは 親 なんだなぁ しみじみ ほんとうに ありがたいな と そう 思ったのです