私も 私の妻も 活動家 であった 1Kのアパートを借りて 結婚生活を スタート 段ボールを テーブル代わりにして うどんを 食べたのが 最初のディナー 妻は すぐに 妊娠し それでも 活動家の仕事を 続けた というか 続けるのが 組織の常識だった 仕事の報酬は あってないようなもの つわりで 不調な体を ひきづりながらも 一日の 仕事を終えて 帰った時の勢いは 半端ない 回転レシーブのように 飛び込むように 部屋に入ってきて 夕食の 準備にかかる 妻は 高校時代 バレーボール部だった 私は その勢いに 圧倒された 今もまざまざと その光景が 目に浮かぶ その 妻と 二人三脚 これまで 元気に 歩んできた そして 今も 歩んでいる しかも 妻のその勢いは 今も 変わらない そんな 妻に 私は 本当に 感謝している
私の妻は専業主婦 ではない
