2020年05月

天気の子ならぬ光の子

朝のNHK連続テレビ小説
BSでは「はね駒」に続いて
「エール」が放送されている
共に キリスト教会 賛美歌
聖句 が 普通にお茶の間に
出てくる

朝から 心震えるドラマである

今朝は
教会で「はね駒」の主人公が
どうしても聖書の一章を
英語で覚えきれなくて
切羽詰まって 神さまに祈る
しかし途中で聖句の続きが出てこない

そして静かに背後で見守っていた
厳し~いが愛ある教師(役は沢田研二)
が その聖句の続きを日本語で続け
それを「はね駒」の主人公が
思い出したように英語で祈るのだ

その聖句は
コリントへの信徒への手紙第13章
「愛は忍耐強い 愛は情け深い
ねたまない 愛は自慢せず 高ぶらない
 礼を失せず 自分の利益を求めず
いらだたず 恨みをいだかない
 不義を喜ばず 真実を喜ぶ
 すべてを忍び すべてを信じ
すべてを望み すべてに耐える」
    (13章4-7節)

「エール」においても
幼い頃出会って
そのときは名前も知らなかった二人が
お互いがその場にいた偶然を確認する
その場所は教会であり
二人をつなぐのは 賛美歌だ


・・・


キリスト教は世界最大の宗教である
その起源は2000年以上前に遡る
その信者数は2019年時点で24億人だ


・・・


私たち夫婦は神さまを信じている

弟もそうだ
弟は定年退職後 聖書学校に通い
熱心に聖書を研究
今は説教者にならん
と更に熱心に勉強している

私はそうではないが
弟は霊感が鋭い
よく霊がみえたり
霊の声が聞こえたり
霊障激しい場所へはいると
途端に気分が悪くなりその場を離れる

弟は神さまを信じ霊感もある
それに超ポジティブだ
将来は
すばらしい牧師になる
と期待しているのだ

弟の子供たちは
のびのびと育ったと思う
私立のキリスト教系中高一貫校に通い
二人とも素晴らしい大学に入学 卒業
立派に社会人として働き家庭を持った

一方
私たちの子供たちはどうだろうか
アイキャッチ画像にあるように
様々な宗教的制約の中で育ってきた

アイキャッチ画像は
「エホバの証人」の信者の子で
たもさん という方が表したアニメ本
「カルト宗教やめました」にでて来る
絵の一部(出版は彩図社)だ
(私の方で左右反転した)

ここまで厳し~い制約はなかったが
(私たちから見ても厳しすぎる~)
似たような制約は陰に陽にあったのだ
だから
私たちの子供を
周りのお友達のように
何でも合わせてOK! と
のびのびとは育てられなかった
それでも一所懸命
こどもたちは「いい子」になって
頑張ってきたのだ

娘においては
私立の中学校に行かせてあげたかった
しかし娘は頑張った
公立の中学では弁論で表彰され
公立の高校ではESSで頑張って
賞もいただいた
しかし普通の同世代の友だちのようには
やってあげられなかった

息子においても
頑張った
教会主催の作文で二回受賞した
(優勝 そして 準優勝)
韓国語でメモなしにスラスラ
お祈りしたこともある
しかし
ある一時期から急に無口になった
叫びたい思いを口に出さない分
心の奥底にそれがたまり続けて
吐き出すことができない
それで完全寡黙を貫くようになった
それでも親思いの心があるので
批判は口にしなかった

そして

同じような
しかし息子とは別の
痛みと苦しみを抱えた教会の女の子と
すんなり
一つになった

その息子の嫁さんには本当に
私たち夫婦は
感謝している
すごく頑張るのだ


・・・


いま妻は 祈る度に 泣く
「私は よし!子供は立派に育てるぞ
と 一生懸命やってきた
けれど
それが申し訳なかった」
と 泣くのだ

私は 「泣いてもしょうがない
前に進むしかないでしょ」
と 言うのだが
私も 掘り下げられると 泣く


・・・


それでも
私たちは
生まれた子を 生後八日目に
「奉献式」として 神さまの前に
「この子を神さまからお預かりした
神さまの子女として精誠を込めて
養育いたします」と宣言する式で
「この子を神さまの息子(娘)
として奉献します
この子を天の守りの中で
精誠を尽くして育てますので
天の性稟と性質が
この子の中に実りますように」
と祈って迎えて
育ててきた子女 なのである


・・・


キリスト教会には素晴らしい偉人が
数えれないほど たくさんいる

ユダヤ人にも素晴らしい偉人が
たくさんいるし 今も活躍中だ

ビル・ゲイツ(マイクロソフト創始者)
マーク・ザッカーバーグ(facebook創始者)
スティーブ・ジョブズ(iPhoneの⽣みの親)
ラリー・ペイジ & セルゲイ・ブリン
 (Google創始者)
彼らは全員ユダヤ人だ

なぜ ユダヤ人?
それについては独特の教育方法もあり
後日 記事にしたいが

キリスト教にしても ユダヤにしても
神さまが率いてきた 宗教であり
その信徒はみな神さまの「選民」なのだ

私たち夫婦は 子供を
神さまから預かる形で育ててきた
子供たちは 神さまの子女だ
そして私たち夫婦は
無私の心で夫婦となり
そこで生まれた子供たちは
「光の子」と信じている

制約や規則で束縛されてしまって
萎縮した面もあるが もともとは
素晴らしい才能があるのだ

ある子は 制約がとれた途端
能力を発揮し FXトレーダーとして
活躍中だ

ある子は 事故物件に住んで
案の定 幽霊が出た しかし
それをも克服する能力の持ち主で
あっけらかんとして
今も事故物件に住んでいる

ある子は アニメーターになり
それが アニメ映画にもなった

「光の子」は 人知れぬ
隠れた才能をもって生まれた
そして それを発揮して
周囲を変えていく力が
潜在的にあるのだ

制約から解き放たれ
それが
目覚めれば
すっごいことになり
あっと驚く
すごいことを
起こせる力があるのだ

「天気の子」以上に

私たちの子供は「光の子」

「光の子」ダゾー!!!