私の親戚には 絵のすごく上手な伯父がいた
油絵が専門
片方の足が不自由で いつもベッドの横にイーゼルがあり
そこに立てかけたキャンバスに
起きているときは 絵を描き続けていた
生業として別に肖像画を書いていたが 依頼された方から預かった小さなモノクロの写真を手元にして そのままそっくり描いていた
行くといつも 手を休めて お小遣いをくれた優しい伯父さんだった
その部屋の角には 内閣総理大臣賞を受賞した油絵が置かれていた
その伯父さんの長男も美術の道を歩み 高校の美術教師を務めたし 数々の美術展で入選している
妻のいまは亡き兄も 絵が得意だったそうだ
妻も小学校のとき優秀賞をいただいたことがあり そのときに賞品としていただいたディズニーの色鉛筆がすごく嬉しかった~ とそういう思い出をいきいきと語る
父も 絵が上手だった
先祖代々の父方の肖像画は 父が描いたものであり 今も私の家に保管している
そして
子の世代
私の娘は
驚くほど絵が独創的である いま見ても感心するのだ
その絵を私たち夫婦は 大切にしまってある
子供たちには
才能を見つけて開花させてほしい
音楽 絵画 書道 弁論 作文 計算 理解 さまざまな分野で
意外と 考えられないところで才能が発揮されてくるのかもしれないし
その可能性が大いにある と思っているのだ
三つ子の魂100まで
大いに大いにあるのだぞ~!!