私には 親友という友 はいなかった
一人でいても なんともなかった
私には 二歳下の 弟 がいる
お互いの伴侶 に 出会うまで
私は 弟と過ごすことの方が 多かった
よく一緒に 草野球 をしたり
地元の 祭りに 行ったり
ボウリングをしたり した
青年になっても
一緒に行動することが 多かった
私が 弟の下宿に 泊まったり
弟が 私の下宿に 泊まったり
いろいろな 想い出がある
だから よく 今でも
二人で行動する 夢 をみる
・・・
弟が 結婚♡ お祝いに駆けつけた
その 七ヶ月後
私も 結婚♡ した
弟の家庭に 娘 が 生まれた
その 三ヶ月後
私の家庭に 息子が 生まれた
弟の家庭に 息子が 生まれた
その 一ヶ月後
私の家庭に 娘 が 生まれた
・・・
弟と私の 母 が 亡くなった
その 五ヶ月後
私の妻の 継母が 亡くなった
その 六ヶ月後
弟の妻の 母 が 亡くなった
・・・
弟の妻には 姉がいる
近いエリアに住み 二人の息子がいる
私の妻には 兄がいる
近いエリアに住み 二人の息子がいる
・・・
私の小学校のとき
隣の机に座っていた女の子
今は 医者の嫁になっていた
その女性が
弟が行った たまたまの職場に
一日だけの お手伝いで来た
その女性は 「○○さんね!?」
懐かしい 小学校の時の学友かな~ と
弟に声を かけた
弟は 「それは兄貴ですよ 今は ○○に
いますよ」 と 答えた
「へーぇ そんな ○○に行く人には
思えなかった 地元にいると思っていた~」
と 驚いたらしい
私の方こそ よくそんなふうに
私のことを みていたのだな~
と 感心した ことがある
そして 弟が言うには
「その人 ○○さん(私の妻)に
そっくりやった」
それで あらためて 小学校のアムバムを
引っ張り出して 妻の写真と 比較した
なんと! そっくりなのだ
・・・
1080㎞ 離れた場所で
24年ぶりに
私が ばったり会った相手は
弟の学友 だった
・・・
すべてが 偶然?
わたしは そうは 思わない
弟の世界と 私の世界は
鏡のように 影響しあっているのだ
弟の世界で 起こることが
私の世界で 起こる
これは 偶然ではないと思う
弟も私も
神さま を 信じている
その 神さま を 軸にして
パラレルワールドが 形成されているのだ
と 思っている
ここで
神さま
と 言うと
信じない人も いるでしょう
しかし
自分たちの 行いが
反映される
実際の世界
リアルな世界が 存在し
知らなくても いろいろと
作用し合っていることは
確かだと 思うのだ
そして それに気づいて
現状 を 知る こともできるのだ
・・・
弟 と 私 は 鏡の関係
弟の息子が 昨年暮れに 結婚入籍した
今度は 私の娘に 幸せが訪れるだろう
そう 確信しているのだ